人のパワーが集まる「地産地消」は「地域のパワー」に

「地域生産地域消費」の略語として生まれた「地産地消」という言葉も、いまではすっかり生活に浸透してきました。三重県 でもさまざまな取り組みが行われ、今や「販売」「交流」「学習」など様々な分野へ広がり、観光などへも波及しながら地域経 済を活性化しています。 その一方で、「地産地消」の言葉だけが先走り、単に消費生産活動として意味合いが強く、地元の “もの” として捉えられて いる現実もあります。本来、その商品にはつくる人の思いがあり、地域の豊かな資源があり、それを育む環境があるというこ とまでを意識することは、それほど多くありません。 「ふーどら」が、なぜ地産地消をテーマにしたのか――それは、企画編集やデザイン力を地域のために活用するには何ができ るのかと考えた時、地産地消の活動の中に “地域のために” という人々の情熱、地域への愛情、そしてそこにある風土の豊か さを感じたからです。地域資源をなんとか活用し、地元を盛り上げていこうとする地域の人々や魅力的な商品。まさに地産地 消とは「地域おこし」としての役割が大きいのではないかと感じたからです。 誰しも生まれ育ったふるさとへの愛情はありますが、それをカタチに変えて活用するのは容易な事ではありません。ただ、人 と人がつながり、地域への愛情を共有しながら「できること」から始める。新しい視点やアイデア、地域ならでは素材、人の パワーを集約すれば、三重県ならではの魅力あるものが生まれるのではないでしょうか。 全国でも有名な「伊賀の里モクモク手づくりファーム」やテレビでも取り上げられた「高校生レストラン まごの店」がある ように、三重県には地域性を上手く活かしたお手本が多くあります。三重の豊富な地域資源に、人のパワーとアイデアという 付加価値を与え、より人に喜んでもらえるものをつくる。そのために私たちがまずできる事から始めていきたいと思います。

「ふーどら」って?

“風土楽”と書いて「ふーどら」。 「風土の豊かさ」を共に感じ、三重県ならではの「地産地消」をとことん楽しむ。それがふーどらです。

三重には豊かな自然があり、その風土が豊富な食材を育んでいます。そして何よりそれを守り育てる人びとの情熱やアイデアにより、新たな地域の魅力となって人びとを惹き付けています。 ふーどらは季刊の小冊子を中心に、ウェブサイト、イベントや商品企画など、さまざまな活動を通して三重の資源をもっと身近に、そして存分に楽しめるような情報発信や「人とのつながりづくり」をめざします。

「ふーどら」はそこにあるものを伝えます

地産地消の背景には、風土に紡がれた「ものがたり」があります。

農と食を、生産者と消費者をつなげ地域を活気づけている地産地消の取り組みや、そこに関わる人々の地域への思い。そんな地域を元気にする取り組みを取材し、活動の中で改めて感じていること、つながりの力、商品を育む風土や暮らしなど、読者にも地域の生産者や商品により親しみを感じていただき、ともに風土の豊かさをともに分かち合えるような物語をお届けします。 つたえます

「ふーどら」はそこにないものをつくります

ふーどらがつなげる地域資源コラボレーション

ふーどらは、ふるさとの物語を伝えていくのと同時に、地域の生産者、お店、施設など、さまざまな「ふーどら協力者」とともに、もっともっと三重の風土を楽しむために、地域資源を活かした企画を立て、読者と共につくっていきます。 たとえば、地元の規格外産品を活用して地元商店と新スイーツを開発してみたり、それをふーどら読者もモニタとして参加していただきながら商品として仕上げたり…。地域の人々とつながりながら、ともに楽しむ企画を展開してきます。

  • 生産者に話を聞きながらの農場見学&農業体験会
  • おばあちゃんに教わる郷土の味 料理教室
  • こどもとつくろう! 三重の給食 新レシピ研究会
  • プロカメラマンと撮影する三重の美しい風景 撮影会
  • 新しい地元食材を使い、地元パティシエとつくるご当地新感覚スイーツの開発
  • 三重県の酒蔵とつくる米麹せっけんの開発
※これらの例はアイディアの一例です。